温度差
不妊症検査は、痛みで辛かったなという記憶より
自分の体の悪いところを早く見つけて赤ちゃんができない理由を知りたい、
赤ちゃんができやすい体になりたい、
と思う気持ちがすごく強かったです。
精液検査とフーナーテストは主人に協力してもらわないとできない検査です。
精液検査は、初診時に容器を渡され採取するのはいつでも良いとの説明を受けていたのでそのことを説明し主人の机の上に置いたままでした。
しかし2ヶ月たっても容器は机の上に置かれたままで忘れているのかなと思い
何度か催促して3ヶ月目にようやく検査をしてもらいました。
精液検査の結果は精子の活動率も数も正常でした。
家に帰ってそのことを報告すると主人も安堵の表情を浮かべていました。
不妊治療を始めてからの私は
毎週通院し一人で検査して結果を聞きそれを一方的に主人に報告することが日課になっていました。
(私の場合、卵の成長が遅く近日の経過観察で毎月排卵時は週3で通院していました。)
又、通院を重ねていくにつれて
夫婦で受診している人を見かけたりすると
なんだか夫婦のことなのに私だけが頑張っていると感じるようになり
なぜ主人はすぐに精液検査を行ってくれないのだろうと不満に感じるようになっていきました。
今思うと、不妊治療する初診時の段階からすでに不妊治療に対する温度差があったのだと思います。
次に続く